見えてないことは、知ってはいた。

視力だけが自慢だったのに。

４歳で喉を潰して、５歳で鼻が効かなくなって、１４歳で耳が悪くなりました。

ぜんぶ日常生活には支障なく使える程度なんでさほど気にしませんでしたが、視力だけは２.０や１.５あって、唯一「良好」と言えるものでした。



ハタチを越えてから一気に視力が落ちてしまって、いまはあまり目はよくありません。





しかも、眼鏡もコンタクトもなくても一応は歩ける範囲。

だから余計に厄介なんだよな。



裸眼で生活している所為で、ひとの顔と名前(名札の文字)が見えず、１年経っても覚えられません。



そして今日、元同居人と久々に飲みに行く約束をして、待ち合わせで相手を見付けるために、先日新調した眼鏡を装着しました。



眼鏡を通して見る世界はやっぱり違います！

看板や壁の亀裂、通り過ぎる人の化粧まで見えてしまって、かなり驚きました。

でも、元同居人と目的の店を探して心斎橋界隈の路地裏をうろついていたとき、遥か彼方に見えた看板を指して彼女が「あの店だ！」と言った言葉に大変驚かされました。



あたしには全く読めない看板の文字。



これが、裸眼１.５と矯正視力０.９の違いか……。

両想いでした☆

めっちゃ嬉しいことが、本日判明！

お互いに、相手ともっと仲良くなりたい、と思っていたのです！！



今日の会社の委員会の会議にて、他勤務地の同期・トシと一緒になりました。

彼の顔を見た一言目にあたしが発した言葉は。

「ちょっと、あの人の連絡先教えてや。本気で友達になりたいねん！」

「おぉ、向こうも同じこと言ってたわ！」


一度だけ、ものの一時間足らずしか喋ったことなくても、想いが通じ合うことってあるんですね……☆



……お相手は、先月の同期Ｔの結婚式２次会で出会った、トシの奥様。

結婚式は参加者にも出会いがあるといいますが、まさしく！！！
と思いましたよ☆



ええ、女同士ですが。
何か？

(テンション超上がってますが、一般的に出会いというと、男女ですけどね……そっとしておいてあげて下さい。女の子との出会いが少ないもんで…)



トシの奥さんも結婚を期に遠く仙台から大阪まで転居してきたばかり。

沢村と友達になりたい、と思ってくれたのも、納得でしょ？(笑)

ループする世界

それは、風の強い、とても強い日でした。


あたしはやっぱりあの人に追われていて、包丁片手に追いかけてくるあの人を振り切って、必死の思いで階段を駆け上がったのでした。


開いててくれ。

もし、扉が開いてなければ、その時点で終わってしまうだろう。


そんな不安を抱えながらノブに手をかけ、力を込めました。



……幸運にも、扉は開きました。

今日は、誰かが鍵を開けてたみたい。

何故？


そんなこと、考える余裕はありませんでした。

素早く其とに周り込み、扉を閉め、貯水槽の後ろに身を潜めました。


その日は風が強くて。

誰かが階段を上がってくる音も、扉が開く音も、何もかもが、風で掻き消されてしまうのです。


時が異常に長く感じられて、心臓の音が煩くて、このままこの恐怖感にころされてしまうんじゃないかとさえ思いました。


一度身を潜めると、そこから一歩も動けなくなって。

ただただ耳を澄まして、でも聞こえてくるのは風の音ばかりで。


どれくらい経った頃か判りません。


彼女はあたしを見つけてしまいました。


もう、右手には何も持っていませんでした。


そしてあの人は、座り込んでいるあたしを見下ろし、こう云いました。


「逃げるなら、地上に逃げなきゃ。だからこうやって、すぐ追い詰められんだよ」





永い永い、夢を見ました。

今朝。

これはちょうど、２０年前の、風の日の出来事。


トラウマは悪夢に形を変えて。
あの人は夢の住人になって。
未だにあたしを追い詰めてくるのです。


目覚めれば、やわらかい朝が待っているというのに。

焦ってもしょうがないこと。

勉強がすきな人は稀だ。


あたしは勿論、勉強ギライで、修得したい技術や知識は両手に余るほどあるのに、重い腰が鉛のように重すぎて動けないでいるんです。


でも。もう１週間後に迫ってるんですよ。
審査は。


挫折禁止の勉強部屋にいけば、今はきっと１つ下の後輩たちがあたしなんかより５ステップくらい上の勉強を必死でやってるんですよ。


あたしの敬愛する１こ上のポン先輩もきっといて、普段一緒に飲んだくれてくれてるミケもやたら早口で専門用語を話してるんですよ。


その空気に慣れなきゃいけない。


入って行けなくても慣れなきゃ行けない。


そう、気持ちばかりが焦るのです。


◆


今日から勉強モードに切り替えます。

成り行きで、勉強部屋に避難することになって、少し資料を見ながら時間をつぶしました。

だって事務所で勉強しようと思ったら、隣の部署の課長が誰かと真剣に内密そうな話をしてたんです。
空気読まなきゃ、と思ってね。


勉強部屋に行ったら、今日はやたら賑わっていて、空いてる席が１つしかありませんでした。

沢村は視力が悪いクセに眼鏡もコンタクトもしてないため、誰がいたかは判りません。

雰囲気と声で、だいたい２～３年目の若年層のみんなが集まって勉強してることが判りました。

ポン先輩もシルエット的にいました。
今日はもう帰ったかと思ってたミケも、後ろから声が聞こえて来たのでいたみたい。


気持ちを穏やかに保って。
マイペースに。
でも少しはハイペースに。

この道を、共に生きるために。

何も出来ない。

弟のように、大切に思っている、同じ部署の後輩がいます。


人知れず悩んでいた彼に、誰も気付いてあげれず、予測出来たはずのあたしも気付いてあげれず、事が起きてしまってから飛び上がるように動きました。


彼の住む家まで自転車を飛ばし、チャイムを鳴らすとしばらくの時間を置いて出てきてくれました。


彼の表情は、曇りのない素顔で。


あぁ、もう答えが出たんだな。
……出て、しまったんだな。

と、いう不安が過りました。



彼をよく知る身から考えれば、個人的に彼のことを思えば、それは正解のような気がします。

でも。

ひとつだけワガママを言わせて。



ひとは誰でもひとりで生きているわけではなくて、ひとと関わり合うことは少なからず相手の人生をも巻き込んでいっているのです。


あたしの人生に、お前という同僚が必要だよ。

あたしは、お前がいるから頑張れたんだよ。



飲み屋で酒を煽りながら、何度も何度も言いました。

「…行かないで。と言われると、益々どっか行きたくなっちゃうんですよ」



そうだね。


お前はそういう性格だったよ。


判った。
すきにしなよ。

お前が、生きたいように、生きてくれ。


「はい、そうします！」

土師ノ里、初、袴。

はじのさと、と読みます。
大阪府藤井寺市にある地名です。

何故かずっと兵庫県だと思ってた藤井寺市に居合いのお稽古に行って来ました。


休みの日に昼間からお稽古の為に電車に揺られること一時間。


なんだかすっげー贅沢な気がする！！！


大人の余暇。
みたいな気分♪



そして注文して貰っていた稽古着が今日から届きましたので、２０代後半にして初めて袴に足を通しましたよ。


大学生時代があたしにもあれば、卒業式で絶対着たかった袴。

まさか、約１０年越しでその夢が「武道のお稽古」って形で叶うとは。
人生何が起こるか判りませんね。ビックリです。


そして今日嬉しかったことは、一番長く稽古時間がとれる昼間の回で人数が２人しか来ていないという少なさで、しかも相手は同期になる予定だった方でした！
(沢村の入会が半年くらい遅れたため、かなり先輩になってしまいましたが…)

顔は知っていましたし、話たこともあって話しやすい方だったので、稽古帰りにいろいろ話を聞けてよかったです☆


一番ステキなお話は、この稽古で出会ったカップルが最近結婚されたとのこと！！


大人のお稽古の醍醐味っ！

って思いました。


ただ、沢村的にはこの稽古に来ている方々は定年迎えて第二の人生を楽しむ為に来られたじさまが多い雰囲気なんで、前後１０歳の年代な方は居ません……。


しかも沢村のストライクゾーンは前後３歳と幅が狭いので。(笑)


ま、出会いを求めに稽古始めるなら、ゴルフやテニスやバスケやボクシングをやりますよ！
居合いなんて選びません。

次回の稽古までに型を忘れてないか心配です。


ってか、それ以前に袴が履けなくなってそうで恐い。

肝臓休みの日

最近、酒の量が増えました。


食欲の秋だから？(全然違うって？)


以前は休みの前日にビールくらいだったのに、最近は毎日おうちで晩酌。発泡酒×２、日本酒コップ×２、が定番化。

日本酒の減りが早っ

と思って日本酒×１に抑えることに。

あと、ずっと増えなくて困ってた体重がいきなり３キロアップに。
これには流石に驚いたわ。

いまは体重的にはちょうどええけど、とりあえずこれを維持しないと際限なくあがっていきそうで恐い。
ビールっ腹で。


そして連日残業３時間越えでくたくた。

一昨日は３時間残業終わりから後輩と飲み行って、ふたりとも翌日仕事にも関わらず閉店の２時まで居座り飲んだくれてましたし。


１週間、飲まない日はなかったけれど、昨日は「肝臓休みの日」にしました。


今日は友人と沢村邸で家鍋です☆

飲むぞっ！！