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現場仕事と仲間のこととか、たまにイデオロギー的なことをつれづれに。 読んだ本、すきな音楽やライブのことだとか。 脈絡無く戯言を書き殴る為の、徒然草。
2024/11/24/Sun
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2014/01/06/Mon

取り繕ってない、不器用さが魅力に感じるんでしょうか?

ヤマさん、っていう、殆ど同期みたいな、半年だけ後輩の男の子が隣のP課にいます。

歳は2つ下。
9年前の入社当時は図体(178cm)と態度がやたらデカイ、若い(19歳)ヤンキーみたいな子が入ってきたな、って印象でした。
敬語なんてまるで知らないかのように、一言も敬語で喋りません。
いわゆる「部活敬語」なんて呼ばれるような砕けた敬語である「~っスよね?」とかも一切使わず、なんてゆうか、上司も先輩もみんな「ツレ」みたいな態度で喋ってます。
常識の無さは後輩イチで、字は読めないくらい汚いし、レポートは言われた通りにやらないし、ちょっとどこかズレてる。
でも、仕事が出来ないわけじゃないし、多分むしろ出来る方だし、プロジェクトもしょっちゅう任されていて、P課の期待のホープなわけです。

でもやっぱり、口は悪いのよね、ヤマさんは。
「ヤマさんヤマさん、明後日からのうちの工程の話、ミケから聞いてる?」
「うーうん。」
「うちの作業者が3日間入るんだけど、作業エリア開けれる?」
「えっ、知らんがな!明日から4日間は締め切りやで」
「やっぱ調整してなかったかー。頼むわ、そこをなんとかしたってぇや」
「聞いてないよー」
「うち、暫く現場に出れへんから、工程はミケに任せてるからさ、そこんとこうまく調整しといてぇや、な?」
「うー。わかったー」
ってな調子で、今日も責任者のデスクに座るヤマさん。
言っとくけどこの会話、一応先輩・後輩の会話だからね。ヤマさんあたしに一切敬語使ってないけど! 謝るどころか「知らんがな」とか言い放ってるけど!(笑)

斜め向かいのデスクには彼の同期に当たり同い年のミケが座っているのですが、一向に直接交渉する気配なし。
ミケはミケで、終始眉間にシワを寄せて工程表を眺めるだけ。
対してヤマさんは何も考えてなさそうなひょうきんな表情で姿勢を崩してPCをいじっているし。

・・・このふたり、私の中では割と似た者同士というか、同じようなポジションの近しい後輩なんですけど・・・当人たちはウマが合わないみたい。

二人共ガサツで、口が悪くて、字が汚くて、単車通勤していて、勉強面ではイマイチだけど仕事面では頼られていて、年の割には童顔で、色白で、背が高くて、骨格が太くて、お調子者で、同い年で、妹ふたりの三人兄弟の長男で、長年女に縁がなくて、でも学生時代は年上のお姉さまと付き合っていて。

共通点、多いと思うんだけどなー。
決定的に違うのは、ミケは酒好きだけど、ヤマさんは一滴も飲まないところ。

だから、このふたりが話す機会は失われているんだと思う。


それに、古典的でアウトロー体質なP課の人間を、先進的でマニュアル体質のM課の人間が受け入れられないのかもしんない。


とまぁ、同じデスクに座っているのに、こっちがお願いしてるのに、一向にお互いに調整業務に移ろうとしない似た者同士の彼らを見ていて、いろいろと考えてしまった今日。



でも何だかんだ言って、私はこのふたりの近くにいるときはすごく安心しているのです。
それって、何だろう? って考えたときに、彼らに共通している事柄を見付けたのでした。


第一印象がガサツな人ほどいとおしい。ってこと。


初めて出会ったときは「コイツ不良だろ」「ちょっとコワイ」っていう印象で、だんだんそれが「社会人としての常識が身についていない故の無邪気なガキんちょ(実際、十代で入社してるし)」になって、今では身近に感じてくれてる故の暴言で「かわいい後輩」にまで登り詰めたんですよ、私の中のでの立ち位置が。

そして彼らは決して私を「女性扱いしない」ってとこ。
男臭いキャラだけど、女っ毛が無いことによって、異性としての性的距離感が生まれないところ。
ここ、重要。
あたしの、やすらぎが得られる図体のデカイ男の子、の条件では、外せないポイント。

紳士的で社交辞令の褒め言葉が上手くて、エスコート上手な男性って、私が一番苦手とする男性像なんです。



要するに、天邪鬼なんだよね。

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二十代半ば(から始めたこのブログ・・・2014年現在、三十路突入中)、大阪市東成区出身。
乗り物の整備をしている、しがないサラリーマン。
3度の飯より睡眠、パンクなライブ、電車読書、などを好む。
この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。

1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
あの頃の自分を知っているヒトが偶然にもここを通りかかるのはキセキに近いがそれを願わずにはいられない。
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