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現場仕事と仲間のこととか、たまにイデオロギー的なことをつれづれに。 読んだ本、すきな音楽やライブのことだとか。 脈絡無く戯言を書き殴る為の、徒然草。
2024/11/26/Tue
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2012/06/13/Wed
なんか、以前にも似通った話は出てましたが、今度は私ご指名できました!!

今日、夜勤で出勤したら、課長から

「沢村、来月から接客業へ行く気はないか?」

みたいなノリで言われまして。


どこの会社への出向?!

こんな、言葉使いガサツで機械相手に工場内で仕事してきたよーな人間をお客様の前に出していいーの?!

と、かなり意外な場所への話にびっくり。。。

「あの……大変興味深い話なんですけど……私、化粧が出来ません。」

と一番の不安を口にすると、

「化粧か!!迂濶だったわ!それは気付かなかった!確かに、接客業で化粧も出来ない女性を人前に出すワケにはいかないな!!」


チーン…………。


まさか、仕事のキャリアパスのチャンスを、化粧が出来ないことを原因に逃すハメになるとは……。
今までの人生で考えたこともありませんでした。。。


予想外の事態。

さて。
この奇想天外な職場異動の話、どう転がることやら?
(て、もう来月からの話ですが。)

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2012/06/12/Tue
ジャッカルとシマウマの方が、雰囲気合ってると思うんですが、きっとあたしはヘビ女だろう。ってことで。

こないだの出来事があまりにも面白くって、つい思い出し笑いしてしまう私。
え? こないだの話って?
そりゃもう、『フラれた話』ですよw
真実は小説よりも奇なり。なんて言うけど、現実は物語よりオカシイ。のが、私の私生活です。(笑)

だって、私や私の周りにいる人たちの個性が強すぎて!
こんな性格の人物を何人も登場させたら、物語がなんでもありのハチャメチャになってしまうし、逆にウソっぽくなってしまいますから。
だから私の書くお話は、ロマンチックでもなくミステリアスでもなく、至極リアルを追求しているように見せかけて、実は自身の性格&行動はもっとぶっ飛んでるんですよ。
ってなことを云いたかったわけですね、ハイ。

でもそんな出来事を日記として書くのはさすがに難しい(恥ずかしい)から、小説風に。(←と言いつつ結局書いてる)

6月8日。
ヘビ女とシマウマ君の、おかしな夜明けです。

------------------------------------------

 ベルを鳴らすと薄暗い部屋の中から縞田くんが顔を出した。
 お邪魔ぁ、といって悪びれもせず蛇目さんは玄関に上がりドアを閉める。
「どうしたんですか、こんな時間に」
 怒るでもなく、呆れるでもなく、かといって不思議そうでもなく。単なるおはようっていう挨拶と同じテンションで縞田くんは言った。
 午前四時二分。
 いくら夜勤終わりとはいえ、この非常識な時間帯の訪問にきっと意味はあるのだろう。
「別に。どうもしてないよ──あ、お土産貰いにきた」
「・・・あぁ、そこにありますよどれがいいです?」
 よいしょ。とキッチンに腰を下ろし、まだ空けてなかった宅急便の箱の封をのそのそとした動きで開ける。縞田くんの背中に隠れるようにちょこんと腰を下ろした蛇目さんは、彼の肩越しに『お土産』を見ながら子供のように目を輝かせた。
「すげー。いっぱいあるねー」
「はい。いろいろ買ってきたんで」
「でもあんた、日本酒飲むっけ?」
「いいえ。またみんなで飲めたらいいなと思って」
 これは辛口で、これはいちばん飲みやすくってメジャーなやつで。と地酒の説明をしている縞田くんに蛇目さんはふんふんと真剣に耳を傾ける。そして辛口と有名処で迷った末に、後者を手にした。
「これにする! いくらだった?」
「あぁ、いいっすよ。今回はサービスしときます」
「いいの? やった、ありがと」
 日本酒好きの蛇目さんは、おいしい地酒が有名な田舎を持っている縞田くんに土産を買ってくるようにお願いしていたのだ。
 じゃあ、帰るね。そういうべきか蛇目さんは一瞬迷ったが、それもおかしい気がした。
 キッチンの床にしゃがみこんだままでふたりは、薄明かりの中ぼんやりとする。
「ねぇ、一杯、付き合ってよ。つまみ持ってきてないけど」
「いいっすよ。一杯くらいなら」
 そのきっかけで立ち上がり、奥の部屋へ移動した。
 八畳間の畳の部屋で机を囲み、お猪口に注ぎあった新しいお酒で乾杯をする。
 テレビでは、テレフォンショッキングが無駄に高いテンションで流れていた。夜中だと言うのに。
「辛いっすね」
「そぉ? あたしはこれくらいがすき」
「辛いっす」
 一言だけ、言葉を交わして。そしてふたりはまた同じ姿勢のままぼんやりとし始める。
 蛇目さんは自分の家にはない大型テレビが純粋に珍しくって、机に身を乗り出して眺めていた。この画面で映画を見れば、迫力あるだろーね。なんて言っている。
 縞田くんは自分の家らしく半袖にハーフパンツのリラックスした服装で、ベッドに半分身体を預けた状態でごろごろとしながら、酒をちびりと飲んでいた。
 そんな彼の様子を、蛇目さんは恨めしそうにチラリと見遣った。
「・・・・・・迂闊だよね、あんたって」
「へ?」
 言って、すくっと立ち上がった蛇目さんは電気をすべて切って部屋を薄明かりへと落とした。そして頭の後ろに回した手を掴もうとするように、急に自分の手を伸ばして縞田くんの腕をなぞった。
「何すか何すか?!」
「いいから起き上がって」
「え? え? 何で?」
「・・・判らないならこうしてやる!」
 唐突に、蛇目さんは寝転んでいる縞田くんの上に覆い被さった。
 ちょ、待って、と困り果てた笑顔を貼り付けたまま、縞田くんは身体を起こした。
「そういうことは、するつもりありませんよ」
 膝と膝が、当たっていた。直に。
 蛇目さんは、このときはじめて縞田くんの身体に手を伸ばしたし、縞田くんもこのときはじめて蛇目さんに対して笑顔で接するよう心がけた。
 両手で、彼の手を掴みながら、蛇目さんは言った。
「迂闊な行動取るあんたが悪いんじゃん。だって常識で考えろよ。こんな夜中に、女を家に入れておいて、何にもないと思ってんの?」
「・・・僕は、あなたが先輩だから言うこと聞いただけですよ。その辺の女の子だったら断ります」
 今そういう次元の話してるんじゃないんだけど。と蛇目さんは思ったが、言わないでおく。代わりに、ほんとうは、いますっごい怒ってんでしょ。あたしのこと殴りたいくらい怒ってんでしょ。と俯いたまま、事務的に聞いた。
 もちろんですよ。怒ってるしすげぇイライラしてますよ。夜勤終わりで眠ぃし疲れてんのに何でこんなことしなきゃなんねぇんだって。と、縞田くんは淡々と答えた。でも、掴まれた手を振りほどく素振りは見せない。蛇目さんにされるがままに、自然に身体を預けていた。
 蛇目さんは、顔を上げた。
「・・・あのさ、あたしいま真剣な話してんの。あなたのことスキだって言ってんの。そんでもってあなたはそれを断ってんの。何で笑ってんだよ」
「いやー。場を和ませようと思って?」
「そんな気遣い、今いらねぇし」
「だって気まずくなりたくないですもん。泣かれたら困るし!」
「だから笑うなって」
 言いながら、蛇目さんはぴしゃりと彼の頬をはたいた。
 でも縞田くんは笑っていた。
 縞田くんは、いままで見せたことのないくらいの柔らかい笑顔で、蛇目さんを見ている。変な子。と、蛇目さんは思った。言っている言葉はすごく怒っているのに、表情は真逆なんだから。変、というより、器用なのかもしれない。それを見てると、釣られて彼女も笑ってしまった。あわてて、いつもの無表情を取り戻す。
「・・・流されろよ、一回くらい。」
「意味、ありますか? その行為の果てに」
「ない」
「ですよね?」
「据え膳食わぬは男の恥。って言葉は時代遅れなのかなぁー」
「なんすか? それ。」
「バカ・・・」
 縞田くんの両手をしっかりと掴んだまま、蛇目さんは深くうな垂れた。
 珍しく、縞田くんも逃げなかった。握り返すことはなかったけれど、掴まれた手はどんなに弱い力であっても振りほどこうとはしなかったし、覆い被さってきた蛇目さんの身体を避ける素振りも見せなかった。
 掴まれたらつかまれたまま。重なったら、重なったまま。
 その行動が、何も語らずとも彼の気持ちを一番代弁しているように蛇目さんには思えた。
 つまり、そういうことなのだ。
 受け入れることは出来ないけれど、受け止めることはできるよ。
 あなたのことがひとりの人としてスキなのは、間違いないから。



 それは、その後、ちゃんと彼が言葉にした。
 自分の気持ちなんてほとんど語らなかった彼が、いいこともわるいこともぜんぶ言葉にしてくれたから、彼女は晴れやかな気持ちになった。
 ぽつぽつとしか喋らない彼女が、今にも泣き出すんじゃないかと彼はハラハラしていたけれど、それは取り越し苦労だったのかもしれない。ただ自分が、酷いセリフをぶつけていることだけは自覚していたから、笑顔だけは決して外さないように心がけた。
 言葉は難しい。受け入れることは出来ないけれど、受け止めることはできるっていうその思いを言葉に表現することは中々至難の業だ。
 だから、態度で示す。

 僕は、あなたの手を握り返すことは出来ないけれど、そばにいて欲しいんですよ。って。


------------------------------------------


書いてないこといっぱいあるけど、ひとつだけ、もっとも重要なことを書いてませんでした。
告白の言葉(あいを伝えるセリフ)は、ちゃんと言ったよ。(笑)
はっきりとね。

でもここで何が書きたかったかと言われたら、ヘビ女がシマウマくんに襲い掛かった出来事さー(笑) 我ながら、なんだか面白かったw
そして怯えて逃げたら敵は追いかけてくるもんだと知っている(のか?)彼は、逆に笑顔の盾で攻防したんですよね。ウマイなー!一本取られたぜ!

ってなオハナシ。(そーなの?)

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2012/06/10/Sun
えーと。
一昨日のことですが、ここには自分のための日記を綴っているつもりですので、これはしるしておかなければな!と思いますので遡って記します。駄文です。はっきりいって、ただの自分のための記録。(今までもそうですが)


一昨日、初めて恋愛相談に乗って下さい!とお呼びした仲良しのイチ先輩と、飲みに付き合っていただきました。

私もそろそろ、このだらだらした利益をあまり生まない関係にケリをつけなきゃいけないなーと思いはじめていましたので、プロポーズ大作戦ならぬ失恋大作戦を決行しなければな!と考えてはいました。

まさか、その日の深夜明け方に実行する事になるとは、思っていませんでしたが……。


最初、先輩は、以前サワムラが作り上げた妄想彼氏(てゆうか片想いの)が相手だと思い、あくまでも一般論的意見を(面倒くさそうに)言ってくださっていました。

先輩は恋愛マスター(経験は豊富(すぎ))なため、いろいろな意見を下さります。

そして、例えもお上手。

いまの相手の男の子は、サワムラの作り出した心地よいぬるま湯に浸かっている状態。
そこから脱却するには、熱いお湯を注ぎ込むか、冷たい水を浴びせるか、どちらかをしなければならないよ。

と関係のマンネリ化について指摘します。

熱いお湯=積極的に襲い掛かる
冷たい水=いきなり無視するくらいの態度になる

なるほど。

「でも私は、ふつーに告白してフラれようと思うんですけど。それは熱いお湯ですか?冷たい水ですか?」
「それはぬるま湯の栓を抜く、だな」

あー俺って例え上手いなぁ~。と先輩自画自賛。
いや、でも確かにお上手。

本当、その通りだと思いますよ。

じゃあ、ぬるま湯の栓を抜きます!

と話していました。
先輩は、

「でもなぁ、その手の男は、冷たい水が一番効果的だと思うけどなぁ。失ったら気付くんだよ。お前の存在の有り難みに」
「そうかも知れませんけど、多分気付くの一年後くらいになりますよ」
「確かにな。お前の場合、普段の接触回数少なすぎだからな。効果なさそー」

そんな話しをしている中、何故か途中で先輩はその話に出てくる相手の男の子が共通の知人だと気付きました。

私は敢えて肯定も否定もしませんでしたが、確信を持ちはじめた先輩。

そして、苦悩しはじめます。

「今まで迂闊だった。
まさか本気でそんなことになってるとは思わずに、周りにあることないこと振りまいてたし、平気でふたりをカップル扱いしていたぁぁぁあ!!」
と。

でもお似合いだと思ってたからゆってたんだよ?
話聞いてたら益々お似合いじゃん?
付き合ってもないけど老夫婦みたいなノリじゃん?
てかやってる行動中学生かよ!!
手も繋いでないところで何2年も燻ってんだよ!さっさと既成事実でも作れや!

とか言いだす始末。(笑)
(注・先輩の恋愛遍歴は両手をゆうに越える。。。)

「……でも、相手があいつじゃなぁー。複雑だよなぁ。お前もだよ。複雑だよ」
ですよね。
判っています。
最初から、条件の非常に悪いふたりなのです。
気は、合ってるんですけれど。

「でも、相手が判ったとたんに、全ての出来事と話が、点と点が、線で繋がったよ。あいつなら、そのヘンな行動パターン、理解できるよ。それに、お前のことは確実にすきだよ。少なくとも、人間としては」

まぁ、それはね。
人間としても嫌われてたら困ります。

「でもそんだけ一緒にいて手ぇ出して来ないなんて……あいつ、童貞じゃないの?」
「いや、そこは一応、違うと言わせて下さい。」

だんだん話が本題からズレはじめそうになって、いろいろと遊びに行ったエピソードを話ていたら、単車にニケツして遠出した話を聞いたときに、
「ニケツって身体密着していいよね。デートっぽいじゃん。で、どこ掴んだの?」
「後ろのハンドルです」
「何でだよ!普通、身体掴むだろ!お前使えねぇー!!二人乗りってのはムラムラさせてなんぼっしょ!」
またもや呆れられる私。

すると、「あ!!」と。いきなり先輩は叫んで
「そのエピソード、あいつからも聞いたことある!」と言い、ニヤリ。
「いや、お前意識されてるよ。大丈夫だって」
「えぇ?!なんてゆってたんですか?!」
「それは、あいつの名誉のため言わないでおいてやるわ」
何ですとー?!
気になる!!
……でも実は思い当たる節はあるかも。いや、ここには恥ずかしくて書けないな。確かにあれがそうだとしたら、名誉棄損だよ。(苦笑)

2年近くの出来事は、さら~とかい摘んで一部だけ話してもたくさんあって。意外と歴史を感じました。



…そうやって2年もかけてさ、やっとここまで縮まった距離を、潰してしまおうってんだ?

あいつにしたら、すごいお前に心開いてるの、見てて判るよ。あの、極度の人見知りが、こんなに近い距離で接することの出来る女の子なんて、確実にお前以外にいないよ?

俺には、時間をかければ勝算はある気はするけど。
でも、お前にはもう待てない時間なんだよな。



そう、先輩はいいました。で、ふと気付いて言います。


「お前さ、最初に、彼氏が欲しいわけじゃないって言ったよな?」
「はい。別に、恋人が欲しかったから、人をスキになったわけじゃなくて、スキになったから、付き合って欲しいだけです」
「だったらさ、別に答えを出さなくても、このままでいいんじゃない?」
「あたしは、彼を他の人に取られたくないから彼女になりたいんですよ」
「だったら尚更このままでいいよ!あのさ~、よく考えてみ?あの変人が、彼女なんか作れると思うか?」
ヒドイ言われようですね。。。

人格否定にすら聞こえる(笑)

でも、冷静に考えたら、確かにそうです。

極度の面倒くさがりや。
ぶっきらぼう。
言葉は乱暴。
いい年してあまりにも女の子の扱い(対応)には慣れていない。
恋愛経験少ない。てか10年間も彼女いない。
イベント嫌い。


一般的に見て、モテ要素がない………。


そしてそんな彼をいちばんスキになった私も変人。


「知ってる?恋愛の成功の秘訣は、共通の友人がいることなんだよ」

え。
てことは?

「おれが、あいつとお前の潤滑油になるよ。だって、応援したいもん。変り者のかわいい後輩ふたりが、仕合わせになって欲しいからさ」

……先輩っ!!

なんて素敵なセリフ!
あの、一匹狼で「だって俺には関係ないし。」が口癖やったような(イメージの)先輩を、ここまで言わせるなんて!

なんて私(ら)は変わった人たちなんでしょうか!(笑)

AM2:40

「で。勤務終わるまであと約30分。どーすんの?」
閉店で居酒屋から出てきた我々。

「行きます!今日!フラれに!」
「じゃー、とりあえず帰宅したら家行くね~ってメールしなよ」
「…な、なんて打てばいいですか?『帰宅したら連絡下さい。家に行きます。』?」
「固ぇよ!!お前……そこから指導しなきゃいけないわけ?!」
「普段メールなんてしないもんで……なんて打てばよいのやら。」

そんな会話をしながら、近所のカラオケボックスで一緒に時間を潰してくれる先輩。
めっちゃいい人です!
マジで感謝!!!

しばらく唄ってると、返信が来ました。

先輩「何て?」


『今家いますけど』


「判りにくー!!普通『帰宅したんでいいですよ』とかだろ!でも、ま、返信来たんだし、家いるつってんだし、行けばいーんじゃない?」
「じゃ、行きます!」

AM4:00
小雨の降る中、とぼとぼと寮へ向かって先輩と帰ります。


先輩、ありがとうございます。

そして彼は、しきりに言ってたセリフを最後にも言いました。

「…やっぱヘンだよ、お前ら」

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2012/06/09/Sat
何て言いますか………

今さっき、失恋してきました。(爆)

恋愛的に想われてないことが判ってたんですが、まぁ敢えてフラれに行ったわけですよ。
それも、こんな夜更けに。
敢えてね。



愛の告白をしに行ったはずなのに、途中から何故かふたりして手を掴み合って、大笑いしてました。

「手を繋ぎ合って」ではなく「掴み合って」です。

私は彼に触れていたくて手を掴んだんですが、向こうはこれ以上来るな、という牽制をかけているのですよ。プロレス状態ですよ。(笑)


夜明けの薄暗い部屋の中で、
「あたし真剣に話てんだけど!何でお前は笑ってんだよ!」
「場を和ませようと思って」
「そんな気遣い今いらねぇよ!」
「泣きたい…」
「それはあたしのセリフなんだけど。」
てゆうコントを繰り広げました。。。


何でこんな、誰も見てない場所で(彼の部屋)、笑いを取り合わなければならないのか!

でも、気まずくなりたくないという彼の気持ちも判るから、そこは百歩譲って許しましょう。

そして、ウザイし早く寝たい(なんせ夜勤明け)から、目の前で女の子に泣かれたくなかったって気持ちも分かりますからね。


「まぁ、ぜんぜん、好かれてないの、判ってたんだけどね。あたし、勘違いヤローのイタイ子じゃないから」
と言ったら、
「あのね、それは違いますからね!ぜんぜん好きじゃない人をいくらなんでもこんな時間に部屋に入れないですからね。そこだけは、勘違いしないで下さいよ」
なんて言われた。

さっきは散々、とにかく今以上にスキになることもキライになることもないし、女の子として見たこともないし、これからも見ることはない。
なんて宣言したくせにね。


「そろそろ帰っていただかないと、本気で摘み出しますよ?」
なんて言われたんで、とぼとぼと玄関に行きました。

「あたしさ、あんたのその変わったところがスキなんよ」
「変わったって、どーゆう意味?」
「ヘンタイってこと」
「帰れ帰れ!二度と来んな~」
「……」
「嘘ですよ。襲う気なければ、来てもいいですよ。掃除しときますんで」
「そこはいいんだ……」
「沢村さんは、ボクにとって一番、気の許せる相手なんですよ」
「……そーだね。知ってるよ」

彼は、寂しがり屋で。
でも極度の人見知りで。

いつも人付き合いは一定の距離感を必ず保って接している。

その半径をぶち壊して彼のこころにあたしが触れることが出来たのは、確かなのだ。

恋人を作る気はないから。
好みの女性ではないから。

と言って、恋人付き合いは断られてしまったけど、

ひとりの人として、氷の壁で閉ざしていた彼のこころに踏み込めていたのは、嬉しかった。


「自棄酒に気を付けて」
「そんなことしないよ」
「泣かないで下さいよ」
「泣くわけないじゃん、ここでは」

「……気を付けて、帰って下さいね」

「うん。じゃあね、おやすみ」

お土産に貰った、久保田の日本酒の箱を胸に抱き、あたしは玄関のドアを閉めた。

2年近くの、長い片想いにも、ひとまずサヨナラ。

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2012/05/30/Wed
最近、ビジネスパートナー的な付き合いをする人が増えてます。
お芝居の仲間たちですが、友人ではないし、仕事仲間でもない。じゃあなに?
同じ一つの作業を仕上げるために集まった、ビジネスパートナーって感じがいま一番しっくりきます。


でも、普通はビジネスパートナーってどんな人のことを言うんだろう?

同僚?
いや、なんかノリが違う。
お得意先さま。そんな感じかな?


なんだか疲れたとき。何もかも嫌になったような気分のとき。
会社にきて、顔馴染みの同僚たちの声を聞いて、彼らと言葉を交わして、彼らの笑顔を見たら、すっと元気になれる。


あぁ、やっぱり私はこの場所がすきだ。
やっぱり、君の笑顔で元気を貰ってるんだな。

って、改めて実感。

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2012/05/21/Mon
言いたかっただけ(笑)
(ムスカ。)


いや。

やっぱり日食はヤバいね。
てか太陽はヤバいね。
今さら。

少し金環日食を見ようと思ったけど、それどころじゃないわ。

影に写った形も日食になるって聞いたけど、難しくてよく分からんかった。

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2012/05/16/Wed
真っ昼間の会社の食堂での会話です。

最近、キャバクラや風俗に行って楽しかったぁ~~ってな話を、ふたつ隣に座る声の大きな後輩・ユウが明らかに鼻の下を伸ばしながら喋っていました。

目の前に座る、彼より一回りほど年上の私のチーフの先輩も、その話にノリノリで相槌。

でも、こういった話題に今までだったら飛び付きそうな隣に座る後輩ミケは苦笑いするばかり。

ユウは
「聞いて下さいよ!ミケさん、こないだ二件目来なかったんですよ?!」
と。

あぁ、知ってるよ。その話、こないだ本人から聞いた。と思い、チラッと横を見る。
彼らの言う二件目とは風俗のこと。

「ミケももう年だからね。衰えてんだよ」
と私がユウに答えると、
「金がなかっただけです!」
と言い訳をするミケ。

これって男の見栄ってやつでしょうか?

性欲の低下を周囲には知られたくない。って感じの。

本人、先日サシで飲んでたときには、「最近、もうそういう店に行く気が起きなくて。バーでマスターと喋ってる方が楽しくて、飲みながらみんなが帰ってくるのを待ってたんすよ」と私に語っていました。
その時の私は、「大人になったんだよ」と彼に声をかけ、「ですかねぇ?」と答えていたのです。


しかし、そんなまったり老いぼれた話題を会社では出せず、金がなかった所為にする男と、落ち着いたと言わずに敢えて老いを指摘する女。(笑)

何だかふたりして猿芝居してるみたいな気分になりました。


てか、ユウくん。
その話題、昼間の食堂でそのデカイ声で堂々とやって、尚且つ一応女性であるあたしに同意を求める内容かい?!(笑)

みんな、感覚がマヒしてやがる。
ユウも、先輩も、ミケも、そしてあたしもね。(;^_^A

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月嘩
サワムラの主催する小劇団…のはず。2012年に旗揚げ公演を行い、2014年現在、5月公演に向けて準備中。

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サワムラの創作サイト。主に小説を公開中。更新頻度は亀。

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サワムラヨウコ
自己紹介:
二十代半ば(から始めたこのブログ・・・2014年現在、三十路突入中)、大阪市東成区出身。
乗り物の整備をしている、しがないサラリーマン。
3度の飯より睡眠、パンクなライブ、電車読書、などを好む。
この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。

1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
あの頃の自分を知っているヒトが偶然にもここを通りかかるのはキセキに近いがそれを願わずにはいられない。
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