80年製TV、148円で治る。

下らない沢村の日常の話題に戻ります。


話題は遡ること１月の30日。我が家で４人集まってお好み焼きパーティーをしている最中にぶっ壊れた80年製SHARPのレトロテレビジョン。(当然の如くブラウン管)

チンペ(後輩)たちがこのTVが映るのか？！とからかうもんで、あぁ映るとも！！とコンセントを差したら(つまり普段は差してない。使ってないから)、「バン！！」という音と共に４人の目の前で火花が散りました。

よく見ると、コンセントの根元が破損。

一瞬、原因が判らずパニクる沢村に、ミケ(後輩)が冷静な一言。

「コンセント根元切れただけなんで、ホームセンターとかで先端買ってくればいいですよ～」

「あ、そーだね。よかった～」

なんてみんなで和やかに微笑んでましたが……

そこに、あたしの元同居人の相方(看護士。女性)の一声が。

「えっ！コンセントって直せるもんなんだぁ?!すごーいっ」

あ……。
確かに。これが一般女子の反応だ。


サワムラさん、かわいくない……↓↓

技術職男子が目の前に２人もいて、「すごーい！直して♪」と女子的に甘えられない悲しさ…(笑)

だってコンセントなんて148円の部品買ってくれば工具も家に揃ってるしものの10分で治ってしまいますからね！そんなこと解ってるよ！

そもそもそんな技術職の男の子たちの先輩である私は自分のプライドにかけて間違っても彼らに甘えられないし！


という、無意味な心の葛藤の末、今日やっと部品調達してきて治して上げましたよ。

元通り、昔懐かしの昭和の香りが漂うブラウン管が、地震と原発のニュースを映してくれました。
これが見たいがために、コンセント修理する気が起きたのだ。
同じ時代に生きていて、文化的生活をしているはずの人間が（実質していなかったのですが）、この現状の画像を全く見たことが無いなんておかしすぎますからね！
眼を背けちゃいけない。ちゃんと、現実を眼に焼き付けておかなければならないのです。

ずっと、ラジオのNHKアナログ放送ばかりを聞いていて、動く画像が見れずにまるで自分が被災者になっているかのような錯覚を起こしかけていましたから。
ラジオの情報は有難いけど、同じ情報を繰り返し音声のみで聞くばかりじゃ気が滅入りそうになることを初めて知りました。
普段はTVなんて全く見ないしラジオばかりの日常で、それでなんともなかったのにね。

きっと、被災地にいらっしゃる方は過酷な状況の中、これと同じ音声を聞いているんだろーなぁ…時間が、無限に感じる。と思いましたよ。。。