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現場仕事と仲間のこととか、たまにイデオロギー的なことをつれづれに。 読んだ本、すきな音楽やライブのことだとか。 脈絡無く戯言を書き殴る為の、徒然草。
2024/05/19/Sun
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2013/04/15/Mon
最近、十三にはまっています。

会社(男性9割)で「十三行こうぜ!」と言えば、風俗(性)やキャバクラのことですが、属に言う「風俗文化」に秀でた大阪の下町が十三なんですよ。

お芝居の小劇場あり、ミニシアター映画館あり、アートなライブハウスあり、イベントカフェ、関西唯一(?)のストリップ劇場あり。

それらのスポットが、立呑屋やキャバクラの真隣に隣接しているという、そんなステキな街なんですね。


私はこの十三から5分という、恵まれた立地に住んでいますので、もっと行き付けなきゃ!!と思い、前々からずっと思っていたのに何年もあまり「行き付け」という程には通っていませんでしたが、最近、遂に、やっと、通い出しました。

ナナゲイ(第七芸術劇場)の会員になったのです♪
第七芸術とは、映画のこと。

今時の映画館と違って、ちゃんと昔ながらのつくりで、スクリーン手前は舞台になっており、役者さんたちの舞台挨拶ができたり、活動弁士さんがいたりできそうなスペースもあります。

待ち合いの廊下の雰囲気もステキです。
フライヤーが所狭しと置いてあり、近日公開の作品のポスターが並んでいるのですね。

今日は、この劇場の隣にあるレトロで落ち着いたカフェでゆったり、まったりとパスタを食べ、21:10からのレイトショーで「体温」という作品を観ました。

ラブドールを主題に持ってくる話は意外とけっこうあると思いますが、ラブドールを人間が演じ、でもファンタジーは起こらなくて、結局ラストは日常の現実を突き付けてくるというストーリーはけっこう私好みでした。


ミニシアターな映画を鑑賞するにはこういった作品がすきです。

でも、自分の作品は意外とラストは爽やかに終わりたい派です。そこに、この世は厳しいけれどでも希望だってあるんだよ。と言いたい気持ちなんかが現われてるんだろうな、なんて思ってみたり。

先日の11日にはやはりナナゲイで「適切な距離」という作品を観ました。
この作品は、偶然にも私の知人の友人が映画監督を務めていた作品で感動していたら、たまたま舞台挨拶があってその後挨拶も出来たので大満足でした。

「適切な距離」は、日記で会話をする母と息子の物語。
親子関係が破談している設定は親近感が湧くのですごく興味を引かれます。
母は死産した息子の弟と架空の平穏な日々を送り、大学生の息子は失踪した父と日記の中で再会する。
携帯電話やインターネットが氾濫する時代に、あえて紙のノートの日記を主題に持ってきたところに、同級生の監督への親近感が湧きます。
映像は、妄想と現実が入り乱れたような描写。どこまでが現実で、どこまでが虚構かなんて、構わないしどうでもいい。だって「その」世界が、彼らの生活の一部であることに、変わりはないのだから。

私は、そんな風に思いました。


久々に、自分もものがたりの続きを綴りたくなりました。



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朝から、どうもです。
こちらでは、お久しぶりとなります高瀬です。
先日はコメントありがとうございました。
私もこっそりサワムラさんの内容に富んだ日記を楽しく読ませていただいております!

ミニシアターとは大人の楽しみですね。
怪しげな界隈、レトロな雰囲気は私も好みです。
「体温」や「適切な距離」はサワムラさんの描く話の雰囲気に近い気がしますね。「適切な距離」の監督が友人さんとかすごい(^^)
この映画の内容は興味あります。

色々な物に刺激を受けていらっしゃるということで、物語の続きが始まるのを待っています。
サワムラさんは丁寧にお話を紡ぐ方なので、妥協せずにじっくり書き上げてほしいと思います。
待つときと、書くとき。タイミングを逃したくないですね。

では、よくわからない足跡だけ残してこの辺で失礼いたします~。

高瀬涼 2013/04/18(Thu)08:10:26 編集
>高瀬さん
いらっしゃいませ~!
わざわざ来ていただいてありがとうございます! そして、レスがやたら遅くなってしまいましてスミマセン。
せっかくいろいろ刺激を受けているのだから何かを書かなければ!!と自分を奮い立たせてみたのですが、やっと1本、書きました。
そして気付いたらもう2週間経ってたよ……。

どうも私の体内時計はゆっくり流れているらしいです…。でも世間は時を待ってくれない…(笑)

映画監督さんは私の直接の友人ではないのですよー。友人の友人。
でもやっぱり少しでもつながり近い人には親近感持てますよね! 同級生だし。(でも確か年齢は2こくらい上のはず)

高瀬さんはブログ拝見してるといろいろと映画とか小説とかマンガとか見られているようで。私はその点、極端に少なく、しかも偏っていますので(友人関係の芝居や落語とかくらいしか普段見に行かなかった)、ちょっと視野を広げて改善して行けたらなぁ~と思っております◎
サワムラ 2013/04/28(Sun)07:02:34 編集




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二十代半ば(から始めたこのブログ・・・2014年現在、三十路突入中)、大阪市東成区出身。
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この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。

1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
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