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現場仕事と仲間のこととか、たまにイデオロギー的なことをつれづれに。 読んだ本、すきな音楽やライブのことだとか。 脈絡無く戯言を書き殴る為の、徒然草。
2024/11/25/Mon
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2009/03/28/Sat
2年連続で、初詣に5人で一緒に行った。
ただ、そのとき集まるだけの関係。
高校も、学年も、部活もバラバラな、なんの接点も共通点もない男女5人の仲間。

そんな当時の異色メンバーの内の一人、長身の男・タスクを探していたら、先日ある人にmixiで行き着いた。
彼は全然私の知り合いでは無かったけれど、タスクの大学時代の友人で、現在ミニシアターを創ってる監督さんらしい。



そんな彼がプロデュースするミニシアター長篇映画 「美しい術」。



この映画にタスクも出演しているらしい。
プロデューサーさんの彼に誘いを受けて、昨日観にいってきました。

以前からすごく気になっていたミニシアター、インディーズ映画。
自分も友人の監督くんの作品の製作に少しだけ関わったことがあるくらい、気になる分野やったので、この出会いはある意味運命かも! と思いながら、行きました。

映画の感想は、ここでひとことで書き表せないくらい、ただひとつ言えることは、
すごくよかった。

ローカル映画にありがちな気がする、不可解なストーリーや現実味の無い飛躍した主人公は登場せず、等身大で同世代の主人公たちが、リアルなこの現実社会の中で生きる姿を描いてました。
劇的な変化はない。けど、小さな気持ちの一歩を踏み出してエンドを迎える。
ってゆう、実に気持ちのいい映画。 自分好みの作品。
すごくすきです。 こういう映画。 こういうストーリー。

見慣れた景色や場所や友人が出てくることに共感を覚えたのもあるけど、それ以上に、純粋にこの作品に触れた感動があります。
風景や物や人や仕草の細かい描写や、カメラの動きや位置や、いろいろとお気に入りになれるものが多かった。
久々に、純粋にすきだと言える作品に出会えました。




高校の、卒業間際。
プラットホームで別れ際にタスクが本当に眸をきらきら輝かせながら言った科白。

芝居がすきだということ。

あの光景は、今でもはっきり覚えてる。
あぁ、ひとは本当のユメを語るとき、こんなにも人目に解る位、はっきりと眸に光がやどるものなんだな。
と思ったものだ。
その彼が、7年経った今も役者を続けていて、確実にユメが現実のものへと成長していっているだな、と思うと、ふたたび心に暖が灯った。


:: 「美しい術」 公式HP http://utukusii.cheesefilm.com/

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二十代半ば(から始めたこのブログ・・・2014年現在、三十路突入中)、大阪市東成区出身。
乗り物の整備をしている、しがないサラリーマン。
3度の飯より睡眠、パンクなライブ、電車読書、などを好む。
この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。

1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
あの頃の自分を知っているヒトが偶然にもここを通りかかるのはキセキに近いがそれを願わずにはいられない。
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