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現場仕事と仲間のこととか、たまにイデオロギー的なことをつれづれに。 読んだ本、すきな音楽やライブのことだとか。 脈絡無く戯言を書き殴る為の、徒然草。
2024/11/25/Mon
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2013/05/02/Thu
最近ハマりのナナゲイにてまたまた映画を観てきました。

普段、邦画のフィクションしか観ない私ですがこの映画は洋画です。しかも、半ドキュメンタリー。

韓国から国際養子としてベルギーに行った作者の漫画家・ユンさんの物語。
アニメーションと映像がうまく交わった作品でした。

こころ暖まる話……とまとめるには乱暴すぎるけれど、でもやっぱりいいお話だな、と思いました。
主人公ユンは複雑な想いを抱えてはいるけれど、でもやっぱりベルギーの家族の温もりが、人間って捨てたもんじゃないな、って思わせてくれるからです。
国境も人種も越えた、5歳という大きな子供を養子として迎え入れることをステータスのように流行っていたというのだから、驚き。

かつての日本も、養子なんて何処の家にも当たり前の時代がつい100年くらい前まではあったのに、今は何でこんな核家族化してしまったんでしょうね。
血の繋がりなんてちっぽけなものに拘る必要がどこにあるんでしょう?


ただひとつ、こういった作品を観たときにいつも感じる疑問があるのです。
養子に出された子供たちは「本当の母親」に想いを馳せることが語られているのですが、そんなこと考えない子供たちがいることも、知って欲しい。

私は、「本当の母親」になんて、一度も会いたいと思ったことはないし、想いを巡らせたこともないから。
だって、何をもって「本当の」と言うの?って思うから。「本当の母親」は目の前にいる人であって「産みの母親」とは別なの。

これを5歳で言ったときにハハがほっとしたような表情を見せたこと、今でも忘れられない。



ところで、この映画の帰り、狭いエレベーターの中でひとりの女性に声を掛けられました。
なんとこの方、東京から来てわざわざ十三に寄ったらしい。
「ナナゲイ、ずっと来てみたかったんですー」なんて云ってらっしゃった・・・。
レイトショー見て、22時過ぎに終わって、バスで東京に戻るらしいです。
大阪人が東京の下北沢に行ってみたかったんです〜、なんて云う感じと似ているのでしょうか?

なんて思ったり。

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二十代半ば(から始めたこのブログ・・・2014年現在、三十路突入中)、大阪市東成区出身。
乗り物の整備をしている、しがないサラリーマン。
3度の飯より睡眠、パンクなライブ、電車読書、などを好む。
この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。

1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
あの頃の自分を知っているヒトが偶然にもここを通りかかるのはキセキに近いがそれを願わずにはいられない。
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