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現場仕事と仲間のこととか、たまにイデオロギー的なことをつれづれに。 読んだ本、すきな音楽やライブのことだとか。 脈絡無く戯言を書き殴る為の、徒然草。
2024/11/25/Mon
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2009/12/09/Wed
家族に血の繋がりは要らない。







夫婦は赤の他人であることが理想ならば、子供だって赤の他人であることが理想だ。



子供は親を選んで産まれてこれない。



こんなセリフが産まれた経緯は、ひょっとしたらそんなとこにあるのかも知れない。







紙の上の約束は、紙の上で無くすことが出来る、薄っぺらなものだ。





だから夫婦はお互い努力して寄り添い合う。







血の繋がった親子だから縁が切れることはないから。と比較して喩え話をし、甘えた関係を続ける親子が世の中にごまんといる。



親子だって一卵性双生児だって、それぞれ別の人間で、つまるところ「他人」だ。





相手を見返ることもろくにせず、ただエゴを押し通すだけ。



そんな甘えが許されると、勘違いしている。

そして、多くの人はそのことに気付いているようで、解っていない。







血の繋がりは厄介だ。







文字通り、切っても切り離せない。



遺産は正も負も平等について回り、しかも自分で選ぶことが出来ない。







お互いが、その時の年齢のもと、責任を持って家族を選べたなら。







どんなに世界は素晴らしいだろう。











いつか子供に胸を張って、





うちらはみんなお互いを選んで家族になったんやで、



お母さんとお父さんが家族になりたいと思って出会ったように、あんたとも出会ったんやで。



うちらはみんな、同じ関係と気持ちで結ばれた、ステキな家族なんや。



って仕合わせの団欒で話してあげたい。









…物心ついたころからずっと考えてる理想の世界と、長野まゆみ的な近未来。

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Re:喩えば、家族として。
「子供は親を選んで生まれてこれない」
ってどうしてそう思うのでしょう?
自分が選んでいたら、こんなとこには生まれてないって思うのでしょうか?

私はそう思ったことは一度もないです。

むしろ、一人残らず両親にお願いして生んで貰ってるし、親になって貰ってるって考えてます。
でも親というのは絶対ではなく、子供は親の所有物ではない。それは思います。
お互いが個人として存在する人間。
でも縁があって親子になった以上、絶対に意味があるし、学ぶべきことだって沢山あるはず。
親子は他人だと言って、関わらなかったり関わりたくなかったり、血を呪うことは
結局自分の選択を否定していることと同じではないか。
私もどうしてこの親の所にお願いして生まれてきたのか…って自分を責めたこともあります。
今も完全に解決したとは言えないけど、時間を掛けてでも見つけていきたいと思ってます。

夫婦が約束するように、親子も約束してます。
約束しあって生まれてます。


…って文章では説明するのが難しいですね--;

虹色八子 2009/12/10(Thu)18:38:58 編集
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二十代半ば(から始めたこのブログ・・・2014年現在、三十路突入中)、大阪市東成区出身。
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この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。

1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
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