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現場仕事と仲間のこととか、たまにイデオロギー的なことをつれづれに。 読んだ本、すきな音楽やライブのことだとか。 脈絡無く戯言を書き殴る為の、徒然草。
2024/11/25/Mon
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2010/03/20/Sat
昨日のことです。

(最近、生活リズムが狂っていて、いつ寝て起きたか、よく解らなくなってしまっています…)




前々から考えていた、児童養護施設(昔でいうところの孤児院)のボランティアの面接に行ってきました。
立地は偶然にも通いやすい、チャリで15分以内の近所。



そこに、90名定員の大舎(30名以上の子供たちを受け入れてるところをこう言うらしい。)の児童養護施設があります。


細かい施設の成り立ちや入所している子供たち事情の説明や、施設の見学をしました。
施設事態の印象は、学校とか、学校に隣接する寮のような感じ。
見学は一瞬で終わりましたが、印象的やったのは、教員の説明が、喋っても喋っても足りない、という感じで必死で説明してくれたこと。
彼はお茶も飲まずに、2時間近く、喋り続けていました。
凄い思い入れといいますか、子供たちを護ろうとする姿勢といいますか、そゆうのが伝わってきました。


戦争孤児の受け入れの為に大正時代に設立された子供の家。


いまは、6割が虐待による子供たちの入所先になっています。


入所理由は家庭内の虐待であっても、大半の子供たちは早く退所して自分の家に帰りたがっているらしいです。



今から約22年前。


あのとき私が入所していても、同じことを思ったのだろうか?


ふと、そういう事を思いました。




多分、同じだったんだろう。




入所できた方が仕合わせだっただろう、と今の私が思うのは、あのとき入所せずにそのまま家庭で育ってしまったから。


今の私の感覚は、結果論に過ぎない。



中学生の子供たちでさえ、家への帰宅を希望する子が多いという。


現状を冷静に理解し、家へは帰らないと言いだす子供たちは、たいていは高校生になった年齢らしいから。



現在、児童養護施設の入所者の年齢は、本来は退所していくはずの中学生や高校生が半数を占められているらしいです。



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二十代半ば(から始めたこのブログ・・・2014年現在、三十路突入中)、大阪市東成区出身。
乗り物の整備をしている、しがないサラリーマン。
3度の飯より睡眠、パンクなライブ、電車読書、などを好む。
この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。

1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
あの頃の自分を知っているヒトが偶然にもここを通りかかるのはキセキに近いがそれを願わずにはいられない。
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