新しい職場における心のオアシスくん

秋の人事異動が発表され、近い年代(前後１期違い)の同僚や、若手４年目未満が一気に全員いまの大阪基地から出ていくことになりました。

春の人事ではにぎやかキャラだった人当たり＆人馴染みのよい人物たちが一気に大阪基地を出ていったのですが、秋には若手～中堅未満がほぼ９０％いなくなるという。

誰かが漏らした言葉。
ここを老人ホームにする気か！

それ、思ってても言っちゃダメー！！！
正直、５０歳代率で半数行くんやないか？！ってくらいおじぃちゃん率高いです。
定年越えた雇用延長者も多いし。

今までは若手がいっぱいいたので２０代後半はもう年寄り、的な空気が流れていましたが、ここに来て一気に若者の仲間入りしましたよ。(笑)
三十路を目前にしてね。



ところで。
そんなこんなで仲のよかった人物たちが一気にいなくなったことにより、しばらくセンチメンタルな気分に沈んでいたんですが、そんな中でも新たに関わる人物が出てきたりもしました。

それはお隣のＡ課にいた、だいぶ後輩のヨシくん。
正直、今まで会社も違って全く関わったことはなかったんですが、いつもタバコ部屋で見かける子でした。
下の名前も知らないし、最早いくつ下の期かも知らない。もちろん年齢も知らない子ですが、何となく沢村好みの体格の子なので、密かに目で追ったりしてました。
予想では180センチ、85キロ、って感じの、がっしり体型です。私、デブ手前のがっしり体型が好みです。
女の子の体型もちょいぽっちゃりが好み。(聞いてないよ。)


そんな接点の全くなかったヨシくんに、私はある日久々に見たとき思わず「あれ！？」と思って声を掛けました。

ＰＣをいじる彼の背後から近付き、おもむろにぽんと肩に手を乗せる私。

「お前…太った？」


失礼だろ！！！
普通、全然仲良くない、ほとんど面識ない人間に掛ける言葉か？！？！


……でも、これをきっかけに、最近は目が会う度に彼はちょっとにこっと笑ってくれるし、すれ違いざまに「デブですんませんっ」と冗談を毎度毎度言ってくれます。(笑)


私は「ごめんって！」「あたしデブ体型すきやから！」とか言って返していますが、そんなやり取りがちょっとした職場における心のオアシスです。