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現場仕事と仲間のこととか、たまにイデオロギー的なことをつれづれに。 読んだ本、すきな音楽やライブのことだとか。 脈絡無く戯言を書き殴る為の、徒然草。
2024/11/25/Mon
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2013/11/02/Sat
※最初に言っときますが、これは私の小説のありがちな物語ではなくリアルな出来事のただの記録です。(笑)




「沢村さんっ!プロポーズOK貰いました~!」
ちょうど一年前の今頃。
彼の誕生日おめでとうメールを送ったら、こんな返信がテンション高く、それはもう高ーーーく、返ってきました。
「えぇっ、プロポーズって、お前いつの間に彼女作ってたんよ?」
「ふふっ、まぁそれはおいおい話しますんでw」
そんな会話をして、一年後の今日。
彼の結婚式が執り行われたわけです。



29歳。周りは一番の結婚ラッシュの年齢です。
そして毎月のように結婚式やら二次会やらに呼ばれている沢村であります。
今日は、恐らく一番仲のいい同僚であり、学校&会社の後輩であるチンペの結婚式が名古屋でありました。
同じ地域にいた頃はよく一緒ん遊びに行ったり飲み会したりしていたチンペ。
恋愛相談にもよく乗りましたし、聞いて貰いました。
2年ほど前に転勤して名古屋方面に行ってからも、向こうの地域に住んでる私の同期と奥さんと彼とで何度か集まって飯食ったりしてました。
そんな彼の結婚式の二次会に参加してきたわけです。
彼の同期たちは我々の会社の同年代世代の中でも特別仲の良い代でありまして。
団結力というか結束力が半端なく強い!
仲間の送別会、結婚式にはどんなに遠方からでも必ず全員集まって、気合の入った、凝った演出の出し物をするのです。
私たち世代の中で、毎年1名ずつくらい入ってきている女性社員がちょうどいないのも、この代。
なんだか、女子がいないお陰で(?)男祭りに更に火がついて加速している感じでしょうか?
彼らを見てると、女の子がいないからこその「男ノリ」だなぁ~って思います。

この世代は私と1つしか期が違わないし、年も同い年の子が多い年代なんで、みんなほぼタメ口で喋ってきます。
酒の場ではいつも無礼講です。
親近感感じられて私は結構このノリ、好きです。

昔っからずっと結婚願望が強かったチンペ。
早婚な我々の会社の中では28歳のゴールインと、ちょっと遅咲きだけど、とにかく幸せ掴めてよかった!!ほんとよかった!!!


そんな幸せいっぱいの二人のパーティーでしたが、そこに彼の同期でもあります、私の元彼ももちろん来ていました。
元彼、と言っていいのかどうかちょっと微妙な付き合いではありましたが、まぁ私の29年の人生の中でまともなお付き合いではなかったかもしれないですけど一応恋人の体を保っていた彼です。

酒の弱い彼が酔っ払って妙なウザいテンションのままなぜか近づいて来るなーと思ったら、
「僕、結婚したんですよ。春に」
と唐突に言われました。

この私の気持ち、判ります?!
表現しづらいです。非常に。
年齢も年齢なんで、別に衝撃もないし、彼を引き摺ってたわけでもなく完全に忘れてるレベルだったんでショックもないし、でも・・・・・・なんか変な気持ちになりました。
微妙な気持ち、ではないいんです。変な気持ち、なんですね。

この4年半ほど、方や私は彼ら同期の世代とやれ宴会やと遊び呆けて恋愛もせずに30になろうとしているのに、相手は着々と恋愛して結婚していたわけです。
一応、私のほうが年上なのに。(笑)

マジ「変な気持ち」になりましたよ。
よく世間ではこんな時、「自分も相手に負けないくらいいい相手を見つけて幸せになっていればいい」みたいなことをいいますが、私別に結婚願望も恋愛願望もないし。そんなとこで対抗しても意味ないし。
だから、変な気持ちになったわけです。



彼は、一体どんな気持ちで私に個別に報告をしに来たんでしょう?
変な気を遣わせて悪かったな、とも思いますし、ただただ単純に、一体どんな気持ちで・・・という疑問もあります。
周りには私たちふたりが付き合っていたことを知る同期の子達が酒を飲んで騒いでいるテーブルの、すぐ隣で。
このふたりが笑顔で「マジでか!結婚おめでとー!」「ありがとうございます」なんていうある種変な会話をしているわけですよ。
・・・・・・笑える。


三次会に普通の居酒屋に入った我々。
私の同期は仕事や試験で来れない子達ばっかりだったので、唯一来ていた一人も帰ってしまいましたし、ここで帰れよ!って感じの立場の私ですが、せっかく名古屋まで来たんだし二次会だけで帰れるか!と三次会まで図々しくお邪魔しました。
もちろん座る席は彼ら同期の席です。
だってここが一番顔見知りなんだもん!みんなホントごめん!
でも二次会までは遠くの席にいたんだから許して!ちゃんと私、先輩として空気読んだよね?!

三次会では何故かちょいちょいウザ絡みしてくる元彼。
そこに空気を読まないというか寧ろ読んでる?学校の後輩(既婚)が肩を思いっきり回して体重掛けてきながら「沢村さ~ん~最近どうよ~??彼氏出来たぁ?!えっ、何で作んないの??こいつなんかどーよ?いいやつだよー沢村さんとちょうど年同じだし」などと散々絡んでくるわけです。
「お前、こないだ私のアドレス消してただろ!?馴れ馴れしいんだよっ、ってか重いんだよ!」
「いいじゃん~、あ、俺今タメ口だった、すいません~」
「もういいよ、今更ダロ・・・」
そんなことを言いながらのしかかられた体重を支えるためにずっと背中を預けていたのは、私のお気に入りで今の職場で唯一同じ場所で働くミケで。
彼はいつも通り、何も気にせずバカやってる我々を振り返ることもなく、背中を貸し続けるのでありました。



帰宅組と、四次会に向かう泊まり組とに別れた我々。
「じゃあみんな、またね!次2年後くらいにマーちゃんの結婚式で!」
「俺、彼女いません!」
「じゃあミケの結婚式で!」
「こいつは一生独身です。」
「あはは、そーだね。じゃあミケ、また明日」
「えっ、明日会うの?」
「ハイ。神戸の二次会で」
そうです。大阪在住組の我々は明日も会社の後輩の結婚式が控えているのです。
マジ多いな、お呼ばれ。



別れ間際。新幹線に乗って大阪に戻ろうと駅に向かう時。
ゲームの景品のお菓子袋を持って着物姿でテケテケ歩く私を見て後輩の誰かが言った言葉。
「沢村さんその後ろ姿、お祭りに来た子供が金魚すくいの金魚持って帰ってるみたい。」
・・・いくら着物着て大人しい髪型してても、ガキっぽいってことね。(笑)




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二十代半ば(から始めたこのブログ・・・2014年現在、三十路突入中)、大阪市東成区出身。
乗り物の整備をしている、しがないサラリーマン。
3度の飯より睡眠、パンクなライブ、電車読書、などを好む。
この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。

1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
あの頃の自分を知っているヒトが偶然にもここを通りかかるのはキセキに近いがそれを願わずにはいられない。
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