同期×タバコ、という魔法

２９年間(正確にいうと28年間と7ヶ月)もの間、全く顔も名前も存在さえも知らなかった人物ですが、ただ「同期」という共通点だけで一気に距離が縮まります。

もう、この縮まり方は尋常じゃないくらいのハイスピードで、まるで幼なじみのように親しくなれるのです。

現在、系列他社さん(本社かもしんない)に研修＆出向中の私ですが、そこで同じ配属になった班に偶然か意図的かは判りませんが研修仲間の同期がいまして。


狭い業界内に勤める我々のこと、うちの会社に同級生がいるかを尋ねてみるとやはり共通の知り合いもいました。

その子の話題で盛り上がることはもちろん、同じ業種の同期ってことは、たいていの場合１５歳前後からは同じような人生を送ってきているもんです。

同じ資格を取るために学校を選び、同じ資格の勉強をして、同じ業界に就職して、同じような訓練を受けて。

「同期」と判った瞬間に、半生を同じような時間を過ごしてきた仲間だと認識するから、きっと一気に打ち解けるんでしょうね。


特に、今回みたいな普段と全く違う世界に放り込まれた場合なんて尚更、親近感が湧きます。


しかも彼、タバコを吸うんですよ！
かなり嬉しいです(笑)
だって自社の同期はタバコ吸う人、いなくって……


タバコって、休憩時間に吸うものなんで、私語が出来る休憩時間を共有できる、っていうのもデカイです。



そう、同じ班にはなってないためシフト時間がズレてしまってあまり会わない同業種の研修仲間も、タバコ吸う子はよく話し掛けてきてくれます。

タバコ、ってアイテムも中々、親近感を抱きやすくなる要素のひとつです。

世間では、百害あって一利なし、なんて言われる煙草ですが、人間関係の潤滑剤になるのであれば、充分な利益が得られてると思うのですけどね。


だから、同期×タバコの組み合わせは、最強なんです。