あこがれの生活と片付けられない症候群。

本当に、何年も部屋が散らかっててユウウツになります。

片付けろよ！！ってゆー単純な話なんですが、それが出来ないから困ってるワケでして。


周りでふつーの生活してるひとたちに尊敬と憧れの念を抱いてしまいます。

私の周りの独り暮らし族は男の子が殆どなんですが、個人的に一番理想とする生活スタイルを送っている(ように見える)のは、沢村の長年の片恋の相手・縞田くん(仮名)です。


彼の部屋にはちょくちょく行かせて貰ってるんですが、本人曰く「別にいつ来てもらってもいいけど、訪問３０分前に連絡ください。片付けますんで」との約束があります。

私の家から彼の家まで約２０分なんで、いつも出掛ける準備をする頃に電話して、そっから出発。
家についたら真冬でも玄関のドアが少し開いていて、中から掃除機の音が聞こえてきます。

他人をおもてなしするために掃除するというのは基本ですが、ここで私はいつも凄く感心。

実際、上がらせて貰っても部屋も水回りも髪の毛ひとつ落ちてないくらいキレイなんですが、整いすぎてて落ち着かないというレベルのキレイさではなく、適当に物は散らかっているのですよ。
例えば、テーブルの上に読みかけの文庫本が置いてあったり、本棚の本が上下逆さまに乱雑に並んであったり、壁にいつかの買い物メモが張りつけてあったり。

でも、脱ぎっぱなしの衣類が転がっていたりはなくて、だから清潔感がある印象。


そこが、あの部屋の凄く落ち着くところ。


招き入れてくれたあとは途端に動かなくなる縞田くんなんで(彼自身が「もう僕は動かないので適当に台所とか使ってください」とおっしゃいます)、お茶をいれるのもつまみをよそうのもいつも私なんですが(笑)、その時ごそごそと漁る食器棚もキッチンも冷蔵庫も、どこもとてもキレイなんですよ。(←何気にチェックしてる訪問者ってコワイね。)


うーん。
これは日頃からやってないと、来客でキッチン周りうろうろする女が来るって理由で掃除できるレベルじゃないな。

尊敬です。


私の部屋じゃ、３０分程度の時間貰ったくらいじゃ、人様に見せられる状態にはなりませんから(爆)


あー。
キレイに片付いた部屋で、文庫本を読みたい。(だから片付けろよ…)


元々、本読むのはすきですが、テーブルの上に置きっぱなしになっている本、っての、なんかいいですね。
その人のいまの生活や、ブームが垣間見えて。

私もアレ見て、真似したいなと思いましたもん。


置き去りになった文庫本を見て、イメージとのギャップが見えたのも面白かったんですよ。個人的な縞田くんのイメージでは、マンガ(少年マガジンあたりかアクションあたり)かエロ本を読んでるタイプだという先入観があったのですが(マジ失礼)、実際の彼の本棚にあるのは電撃コミック系やら、ライトノベルやら普通の小説たちでしたから。


私も、縞田くんみたいな生活がしたいです。


そして今は今年から同じ業務についた後輩・ラシのために申し送りメールをしたためて夜勤から大幅に延びた後、帰宅途中に寄った王将のカウンターにいてます。

もうすぐ朝だね。