現場仕事と仲間のこととか、たまにイデオロギー的なことをつれづれに。
読んだ本、すきな音楽やライブのことだとか。
脈絡無く戯言を書き殴る為の、徒然草。
2011/07/05/Tue
昨夜。
後輩チンペと飲みに行く約束をしてたのですが、彼が珍しい後輩を連れて来ました。
あたしは初めて一緒に飲む、2つ後輩のノリっちです。
世話焼きなチンペはノリっちが合流する前に「最近、気になる(落ち込みが)後輩がいるんですけど、連れてきていいですか?」というもんで、いいよーってことで3人でサワムラオススメの飲み屋に行きました。
ノリっちには他部署になってから早4年?で久々に会うため、普通に世間話したりして、特に「相談」みたいな話は出さずに盛り上がりました。
そして、チンペが「こいつ、素人童貞どころか、玄人マスターなんすよ!!」と暴露。
ノリっちも普段はかなりおとなしいんですが酒が入ると気が大きくなる子なんで「そうなんすょ!彼女いない歴27年!風俗にかなりはまってしまいました!ドン引きっしょー!!」と自虐ネタを更にかぶせました。
彼女いない歴27年。
あたしゃあんたが風俗にはまってることよりも、同い年だったことを今知ったよ!そっちに驚いたよ!
…と、どうでもいいことを内心思いつつも平然と答えました。
「別にええやん。素人童貞だとか、彼女いない歴だとか。そんなこと何とも思わないよー」
そう。
あたしは潔癖症で風俗のひとつも行けない男の子よりは、素直に性欲処理に金を出す子の方がすきなんです。
そう。潔癖症といえば、隣のチンペ。
風俗なんて絶対行きたくないタイプ。
でもこないだの男5人の旅行で、ついにプロにお世話になったそうです!(笑)
最悪な思い出になってしまったみたいで、強くオススメしてきた友人を恨んでいましたが。
そんなチンペを宥めながら旅行計画の話なんかをしていたら、ふと、向かいに座るノリっちがしみじみと言いました。
「いいっすねー、同窓の先輩後輩って。仲が良くて…」
思わず、はたっ、となったあたしとチンペ。
ノリっちは地元は東北。
出身校もこの業界じゃ珍しい普通の4大卒。
対してあたしとチンペはおんなじ大阪地元で業界1、2を争う巨大勢力のおんなじ職業訓練校(表向きは専門学校)出身。
そうか。
ノリっち、ちょっと淋しかったんやね。
「地元じゃないから、友達増えないし…」なんて言いだすもんだから、「バカ野郎っ!友達なんてその辺で作るんだよ!あたしだって地元だけどその辺で最近友達になった人けっこういるぞ!」と叱咤激励して例を上げ連ねました。
今の住んでる駅前で喋りかけて年が近いことを知って仲良くなったバイク仲間で飲み友のひとつ年下の男の子や、地元のインディーズバンドのライブで知り合った隣の市に住んでる同い年の女の子とはライブハウスで落ち合う度にお喋りするし、行き付けの居酒屋のマスターのおっちゃんには店のテレビを見ながらたわいもない会話をして、イベントで知り合った9つ年下の男の子には半年ぶりに別のイベントで偶然出会って連絡先を交換して彼の出演する音楽イベントを教えて貰ったり、その時のイベントで知り合った一回り以上年上のお姉さんと4つ下の男の子とはちょくちょく飲みに行くし。
割りと行動派のサワムラは、あちこちにいろんなジャンルの友人がいるのです。
ってな話をノリっちに力説しました。
でもまぁ、基本おとなしくて一人行動なんてしないノリっちにはサワムラみたいな行動は難しいみたいです……。
チンペと同期のミケも、行き付けの飲み屋の店長さん(ちょうど一回り年上)によく遊びに誘われてついて行ってるみたいですが…この子は同類の匂いがぷんぷんするんですがねぇ…。
そんな話や、風俗やAVやピンク映画の話やら、基本的にエロに纏わる話ばかりをした帰りしな。
ノリっちを送ったあと、サワムラのアパートの前で車の中でふたりきりになったチンペと、またまた濃ゆい話をしました。
エロ話題の延長で「セックスしてぇー!」と車の中で叫んでたあたしにチンペは真面目な調子で切り出しました。
「沢村さん、正直、セックスフレンドってどう思いますか?」
お?
潔癖症なチンペくんが、意外な話題。
「どゆこと?」
「例えば、いま僕が、こんな車の中で長話なんやめて沢村さんの部屋でクーラーつけて涼みながら話しましょうよ。って言ったら、僕を部屋に入れますか?」
「いいよ。別に」
「いいんですかぃ!!…んじゃあ、他の男でも上げます?」
「上げるわけないじゃん!アンタは特別。」
…だって、チンペとは去年の秋に腹を割って話したからね。
あたしはお前には恋愛感情を持ちたくないし持つ気もない。自分の部屋に男は絶対に入れない。
って。
それを受け入れて「女の子」になって部屋に入ったのはお前自身だよ?
「もし僕が沢村さんを好きだって告白して、沢村さんは断るじゃないですか。その後、こうやってまた僕と会えますか?」
…このチンペの例え話は、あたしの今の状況を言っているようでいて、でも他にもっと単純な意味があるのだろうか?
少し考えてから、あたしは答えました。
「……多分、会えるよ」
だってあたしは、お前のことは大好きだからね。
今までだって、ずっとずっと仲良しだったわけだし。
いきなり疎遠になるだなんて、多分出来ない。
「すごい秘密、ぶっちゃけましょうか?」
「何?」
「実は俺、ペンちゃんのことがすきだったんです。完全な恋愛感情で。今でも、けっこう好きです」
えっ!!!
ペンちゃん?!
こないだ一緒に飲んだ?!
一瞬、チンペの好意があたしに向いてしまったらどうしよう、と思うところで、急に予想外な発言をした彼。
ペンちゃんはあたしの年上の後輩です。
……また、眼中になさそうな人の名前、上げたなぁ、こいつ。
でも。
「恋心なんて、身近な人にしか涌かないよね。やっぱり、さ」
だって、よく知りもしないコンパで出会った異性よりも、毎日側で働いてる人に惹かれてしまうことは中々止められないのです。
頑張れ、チンペ。
頑張れ、あたし。
その恋は、恐らく多分、報われないだろうけれど。
後輩チンペと飲みに行く約束をしてたのですが、彼が珍しい後輩を連れて来ました。
あたしは初めて一緒に飲む、2つ後輩のノリっちです。
世話焼きなチンペはノリっちが合流する前に「最近、気になる(落ち込みが)後輩がいるんですけど、連れてきていいですか?」というもんで、いいよーってことで3人でサワムラオススメの飲み屋に行きました。
ノリっちには他部署になってから早4年?で久々に会うため、普通に世間話したりして、特に「相談」みたいな話は出さずに盛り上がりました。
そして、チンペが「こいつ、素人童貞どころか、玄人マスターなんすよ!!」と暴露。
ノリっちも普段はかなりおとなしいんですが酒が入ると気が大きくなる子なんで「そうなんすょ!彼女いない歴27年!風俗にかなりはまってしまいました!ドン引きっしょー!!」と自虐ネタを更にかぶせました。
彼女いない歴27年。
あたしゃあんたが風俗にはまってることよりも、同い年だったことを今知ったよ!そっちに驚いたよ!
…と、どうでもいいことを内心思いつつも平然と答えました。
「別にええやん。素人童貞だとか、彼女いない歴だとか。そんなこと何とも思わないよー」
そう。
あたしは潔癖症で風俗のひとつも行けない男の子よりは、素直に性欲処理に金を出す子の方がすきなんです。
そう。潔癖症といえば、隣のチンペ。
風俗なんて絶対行きたくないタイプ。
でもこないだの男5人の旅行で、ついにプロにお世話になったそうです!(笑)
最悪な思い出になってしまったみたいで、強くオススメしてきた友人を恨んでいましたが。
そんなチンペを宥めながら旅行計画の話なんかをしていたら、ふと、向かいに座るノリっちがしみじみと言いました。
「いいっすねー、同窓の先輩後輩って。仲が良くて…」
思わず、はたっ、となったあたしとチンペ。
ノリっちは地元は東北。
出身校もこの業界じゃ珍しい普通の4大卒。
対してあたしとチンペはおんなじ大阪地元で業界1、2を争う巨大勢力のおんなじ職業訓練校(表向きは専門学校)出身。
そうか。
ノリっち、ちょっと淋しかったんやね。
「地元じゃないから、友達増えないし…」なんて言いだすもんだから、「バカ野郎っ!友達なんてその辺で作るんだよ!あたしだって地元だけどその辺で最近友達になった人けっこういるぞ!」と叱咤激励して例を上げ連ねました。
今の住んでる駅前で喋りかけて年が近いことを知って仲良くなったバイク仲間で飲み友のひとつ年下の男の子や、地元のインディーズバンドのライブで知り合った隣の市に住んでる同い年の女の子とはライブハウスで落ち合う度にお喋りするし、行き付けの居酒屋のマスターのおっちゃんには店のテレビを見ながらたわいもない会話をして、イベントで知り合った9つ年下の男の子には半年ぶりに別のイベントで偶然出会って連絡先を交換して彼の出演する音楽イベントを教えて貰ったり、その時のイベントで知り合った一回り以上年上のお姉さんと4つ下の男の子とはちょくちょく飲みに行くし。
割りと行動派のサワムラは、あちこちにいろんなジャンルの友人がいるのです。
ってな話をノリっちに力説しました。
でもまぁ、基本おとなしくて一人行動なんてしないノリっちにはサワムラみたいな行動は難しいみたいです……。
チンペと同期のミケも、行き付けの飲み屋の店長さん(ちょうど一回り年上)によく遊びに誘われてついて行ってるみたいですが…この子は同類の匂いがぷんぷんするんですがねぇ…。
そんな話や、風俗やAVやピンク映画の話やら、基本的にエロに纏わる話ばかりをした帰りしな。
ノリっちを送ったあと、サワムラのアパートの前で車の中でふたりきりになったチンペと、またまた濃ゆい話をしました。
エロ話題の延長で「セックスしてぇー!」と車の中で叫んでたあたしにチンペは真面目な調子で切り出しました。
「沢村さん、正直、セックスフレンドってどう思いますか?」
お?
潔癖症なチンペくんが、意外な話題。
「どゆこと?」
「例えば、いま僕が、こんな車の中で長話なんやめて沢村さんの部屋でクーラーつけて涼みながら話しましょうよ。って言ったら、僕を部屋に入れますか?」
「いいよ。別に」
「いいんですかぃ!!…んじゃあ、他の男でも上げます?」
「上げるわけないじゃん!アンタは特別。」
…だって、チンペとは去年の秋に腹を割って話したからね。
あたしはお前には恋愛感情を持ちたくないし持つ気もない。自分の部屋に男は絶対に入れない。
って。
それを受け入れて「女の子」になって部屋に入ったのはお前自身だよ?
「もし僕が沢村さんを好きだって告白して、沢村さんは断るじゃないですか。その後、こうやってまた僕と会えますか?」
…このチンペの例え話は、あたしの今の状況を言っているようでいて、でも他にもっと単純な意味があるのだろうか?
少し考えてから、あたしは答えました。
「……多分、会えるよ」
だってあたしは、お前のことは大好きだからね。
今までだって、ずっとずっと仲良しだったわけだし。
いきなり疎遠になるだなんて、多分出来ない。
「すごい秘密、ぶっちゃけましょうか?」
「何?」
「実は俺、ペンちゃんのことがすきだったんです。完全な恋愛感情で。今でも、けっこう好きです」
えっ!!!
ペンちゃん?!
こないだ一緒に飲んだ?!
一瞬、チンペの好意があたしに向いてしまったらどうしよう、と思うところで、急に予想外な発言をした彼。
ペンちゃんはあたしの年上の後輩です。
……また、眼中になさそうな人の名前、上げたなぁ、こいつ。
でも。
「恋心なんて、身近な人にしか涌かないよね。やっぱり、さ」
だって、よく知りもしないコンパで出会った異性よりも、毎日側で働いてる人に惹かれてしまうことは中々止められないのです。
頑張れ、チンペ。
頑張れ、あたし。
その恋は、恐らく多分、報われないだろうけれど。
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サワムラヨウコ
自己紹介:
二十代半ば(から始めたこのブログ・・・2014年現在、三十路突入中)、大阪市東成区出身。
乗り物の整備をしている、しがないサラリーマン。
3度の飯より睡眠、パンクなライブ、電車読書、などを好む。
この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。
1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
あの頃の自分を知っているヒトが偶然にもここを通りかかるのはキセキに近いがそれを願わずにはいられない。
乗り物の整備をしている、しがないサラリーマン。
3度の飯より睡眠、パンクなライブ、電車読書、などを好む。
この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。
1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
あの頃の自分を知っているヒトが偶然にもここを通りかかるのはキセキに近いがそれを願わずにはいられない。
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