現場仕事と仲間のこととか、たまにイデオロギー的なことをつれづれに。
読んだ本、すきな音楽やライブのことだとか。
脈絡無く戯言を書き殴る為の、徒然草。
2012/03/21/Wed
春。
またこの季節が巡ってきました。
別れと、出会いの季節です。
毎年大移動(異動)がある隣のM課と違い、我がC課は細々と、そして何とも複雑な心境を課員と異動者に与えながら行われます。
こんな事を言ってはなんですが、でもはっきり言ってM課はヤル気のないヤツに手を差し伸べる風土がありません。去る者も脱落者も、追わず。
そしてC課は新人を育てない変わりにそんなメンバーの受け皿になっている節があります。
「受け皿」と言えば聞こえはいいですが、はっきり言って「掃き溜め」なんです。
私たちC課のオリジナルメンバー(入社時からC課の意)は、正直言って愚弄感は否めません。
だって、「C課に行きたい!」と言って来てくれた人なら歓迎出来ますが、正直、他課での仕事が嫌になった人が上司から「こいつヤル気ねぇし使えねぇからC課にでも送っとくか」って感じで不本意な異動を強いられて来た人には、きっと本人も「何で俺がこんなとこに異動なんだよ…」とかいうマイナスな気持ちで来る訳ですし、元々うちにいてるメンバーも「ドロップアウト組にヤル気もなく仕事されても…」と思うでしょうし、双方の気持ちに陰を落としまくるわけなのです。
メンタル面を向上さすことは、すごく難しいことで、いくら会社から評価されていても、それを判らない若手や上司を説得するだけの自分の言葉が今はまだ持っていない自分に歯痒さを感じます。
すごく悔しい。
私の言葉がもっと足りていれば、C課の熱い仕事に対する情熱をもっと伝えられるのに。
今日、そんな内示がありまして、I課から何人かのヤンキー(笑)が春からうちに来ることを聞きました。
そして早速、批判されるような言葉を若手に浴びせられて、ここで感情的に反論して真実をねじ曲げては駄目だと思えば思うほど、何も諭してあげられないのでした。
ナンバーワンで自身初だったLM業務を終え、ナンバーファイブの現場に行くと、最初で最後のLM業務をしている隣のM課の飲み仲間・ヒチくんがひとり残って残業していました。
「やっぱり、まだいた」
と言って、側で書類を確認する私。
ヒチくんの性格を考えたら、きっとまだ残ってやり残した業務をこなしてるんだろうなー、と思っていたので。
「お疲れさまです、どうしたんですか?」
「明日の書類を確認する口実に、キミに会いに来たんだよ」
と言うと、ヒチくんと現場の最高責任者の上司はひゅうっと口を鳴らして乗ってくれました。
「ほんとだって!だって、もうヒチくんと会えなくなると思ってさ」
ヒチくんは春から他社へ異動です。
異例な場所への異動に、本人もすごく戸惑っているのです。
「一緒にさ、同じ現場で肩を並べてLMしたかったなー」
「あー、それは叶いませんでしたね」
去りぎわの会話も何だか虚しい。
「でも、寮に来てくれたらいますから」
「じゃあ次は、鉄板焼きパーティーしよう。あたし、デカイ鉄板プレート持ってるから、持参するね!」
「マジっすか?!」
引っ越しが伴わないなら、うちらが大阪を離れる日の方が断然早いのかもしれない。
他人の異動で哀愁に浸っていられるのも、今のうちなのかも。
またこの季節が巡ってきました。
別れと、出会いの季節です。
毎年大移動(異動)がある隣のM課と違い、我がC課は細々と、そして何とも複雑な心境を課員と異動者に与えながら行われます。
こんな事を言ってはなんですが、でもはっきり言ってM課はヤル気のないヤツに手を差し伸べる風土がありません。去る者も脱落者も、追わず。
そしてC課は新人を育てない変わりにそんなメンバーの受け皿になっている節があります。
「受け皿」と言えば聞こえはいいですが、はっきり言って「掃き溜め」なんです。
私たちC課のオリジナルメンバー(入社時からC課の意)は、正直言って愚弄感は否めません。
だって、「C課に行きたい!」と言って来てくれた人なら歓迎出来ますが、正直、他課での仕事が嫌になった人が上司から「こいつヤル気ねぇし使えねぇからC課にでも送っとくか」って感じで不本意な異動を強いられて来た人には、きっと本人も「何で俺がこんなとこに異動なんだよ…」とかいうマイナスな気持ちで来る訳ですし、元々うちにいてるメンバーも「ドロップアウト組にヤル気もなく仕事されても…」と思うでしょうし、双方の気持ちに陰を落としまくるわけなのです。
メンタル面を向上さすことは、すごく難しいことで、いくら会社から評価されていても、それを判らない若手や上司を説得するだけの自分の言葉が今はまだ持っていない自分に歯痒さを感じます。
すごく悔しい。
私の言葉がもっと足りていれば、C課の熱い仕事に対する情熱をもっと伝えられるのに。
今日、そんな内示がありまして、I課から何人かのヤンキー(笑)が春からうちに来ることを聞きました。
そして早速、批判されるような言葉を若手に浴びせられて、ここで感情的に反論して真実をねじ曲げては駄目だと思えば思うほど、何も諭してあげられないのでした。
ナンバーワンで自身初だったLM業務を終え、ナンバーファイブの現場に行くと、最初で最後のLM業務をしている隣のM課の飲み仲間・ヒチくんがひとり残って残業していました。
「やっぱり、まだいた」
と言って、側で書類を確認する私。
ヒチくんの性格を考えたら、きっとまだ残ってやり残した業務をこなしてるんだろうなー、と思っていたので。
「お疲れさまです、どうしたんですか?」
「明日の書類を確認する口実に、キミに会いに来たんだよ」
と言うと、ヒチくんと現場の最高責任者の上司はひゅうっと口を鳴らして乗ってくれました。
「ほんとだって!だって、もうヒチくんと会えなくなると思ってさ」
ヒチくんは春から他社へ異動です。
異例な場所への異動に、本人もすごく戸惑っているのです。
「一緒にさ、同じ現場で肩を並べてLMしたかったなー」
「あー、それは叶いませんでしたね」
去りぎわの会話も何だか虚しい。
「でも、寮に来てくれたらいますから」
「じゃあ次は、鉄板焼きパーティーしよう。あたし、デカイ鉄板プレート持ってるから、持参するね!」
「マジっすか?!」
引っ越しが伴わないなら、うちらが大阪を離れる日の方が断然早いのかもしれない。
他人の異動で哀愁に浸っていられるのも、今のうちなのかも。
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プロフィール
HN:
サワムラヨウコ
自己紹介:
二十代半ば(から始めたこのブログ・・・2014年現在、三十路突入中)、大阪市東成区出身。
乗り物の整備をしている、しがないサラリーマン。
3度の飯より睡眠、パンクなライブ、電車読書、などを好む。
この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。
1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
あの頃の自分を知っているヒトが偶然にもここを通りかかるのはキセキに近いがそれを願わずにはいられない。
乗り物の整備をしている、しがないサラリーマン。
3度の飯より睡眠、パンクなライブ、電車読書、などを好む。
この名前表記のまま、関西小劇団で素人脚本家として細々と活動中でもある。
1997年頃~2006年ごろまで、「ハル」「サワムラハル」のHNで創作小説サイトで細々とネットの住民してたがサーバーダウン&引越しによるネット環境消滅が原因で3年ほど音信不通に。。。
あの頃の自分を知っているヒトが偶然にもここを通りかかるのはキセキに近いがそれを願わずにはいられない。
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